アルカリ洗浄液利用時の注意点

掃除や洗濯などさまざまな場面で活躍するアルカリ洗浄液。そんなアルカリ洗浄液は、水と油を混じり合わせて汚れを落とす一般的な石鹸や合成洗剤と違い、汚れの中の油分と反応して石鹸の一種のようになることで汚れを落とします。つまり、その洗浄力の源が両者はまったく違います。また、本来汚れであった油脂の成分である脂肪酸がアルカリ洗浄液と反応し石鹸になることで汚れではなくなるところがその働き方のポイントです。

その結果、その石鹸と化した脂肪酸はもはや汚れではなく、むしろほかの汚れを洗い流すのに力を貸してくれる力強い存在となります。そのため、汚れの中に含まれる脂肪酸を石鹸に変えてその石鹸がほかの汚れを落とす。このふとつの仕組みにより強力な洗浄剤として機能するのがアルカリ剤の特徴であり魅力です。ただし、アルカリ洗浄液はアルミ製品の洗浄には使えません。

これは、アルミ製品をアルカリにさらしてしまうと、白く粉を吹いたような状態になってしまうことに由来します。なお、その際にはアルミニウムとアルカリが反応して水酸化アルミニウムができているため、アルミニウムの腐食が進んでいる状態と言えます。この腐食は進行するとアルミ製品に穴などが開いてしまい、使いものにならない状態を引き起こしてしまうかもしれません。さらっと洗う程度であればそれほどのダメージを与えることはありませんが、アルミ鍋をアルカリ洗浄液で煮洗いすることなどは絶対にやめましょう。

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